誰の髪を切りたいねん。
誰の事可愛くしたいねん。
誰の事かっこよくしてモテて欲しいねん。
誰に幸せになって欲しいねん。
もう8年くらい前の話やけどな、
世界一周中「Price is UP TO YOU」で髪を切ってたんよ。
髪切った相手に値段を決めてもらうシステムな。
ついた宿で日本語の張り紙と、英語の張り紙と、スペイン語の張り紙と、
その国の言葉の張り紙を貼ってな。
お金でくれる人もおったし、マッサージしてくれる人もおったし、ご飯連れて行ってくれる人もおった。
帰国して独立するまでの3年間も、
初回に限り「Price is UP TO YOU」で髪を切ったんよ。
その値段設定をしたことでいろんな人が来たで。
「値段をきめれるってことは100円でもいいの?」って来る人、
定価はいくらなんですか?ときっちり定価を置いていく人、
「英樹!がんばれよ!」と多額をポンっと置いていく人。
最初のころはほんまにいくらでも良かったんよ。
それがいつの間にか、この人はお金無さそうやから2000円とかしか置いて行かへんかも。
ハイライトとかトリートメントとか提案するのやめとこ。
とか人見て勝手な自分の判断でそう考えるようになってしまってたんよな。
それがな、そういう人に限って定価よりいっぱい置いていってくれるんよ。
そういう出来事が増えてな。
その度、俺は何をやってるんやろ。。
せっかく俺という価値に惹かれて切りに来てくれてるのに。。
って自己嫌悪に陥る日も少なくなかったんよな。
今思ったらクソよな。
人を金で見てるようなもんやん。
人を外見とかで判断してもてるねんで。
でもな、その経験でな、
俺は誰の髪が切りたいんか、
誰を可愛くしたいんか、
誰の事かっこよくしてモテて欲しいんか、
誰に幸せになって欲しいんか、
それがわかるようになったんよな。
価格に惹かれてくる人じゃなく、
自分という価値、ブロッコリーという価値に惹かれてきた人の髪を切りたい。
そう思えるようになったんよ。
せやから俺らはホットペッパーとかに出さへんし、
値引きもいっさいせーへん。
そう思えるようになったんよ。
せやから俺らはホットペッパーとかに出さへんし、
値引きもいっさいせーへん。
せやから今があるねん。
ほんで俺らがやらなあかんのは、
俺らの価値を磨き続けて変化し続ける事!
って話。
GW真っ只中。
毎日俺が切りたい人が切りに来てくれてほんま幸せやわ。
ありがとな〜!
ほな!
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