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2011年11月13日日曜日

HDKハワイ紀行 ⑥ 10.30

10月30日(日)


コケチュンで目が覚めた。


コケチュンはコケコッコーとチュンチュンの略。



それにしても笑った。


夢の中で笑ってたんやけど、


実際に笑ってたのがわかるくらい笑った。


誰かおったら気持ち悪かったやろな。




 舞台は姫路の実家。


 中学の同級生の大ちゃんが登場。


  だいちゃんってのは姫路一の元ヤンキー。

 

 今は解体屋の社長で一番の出世頭。

 

 

 


 その身体の大きな大ちゃんは耳かきをスプーンにして米を食べてた。



 それを見て笑って、


 そんで俺が竹でできた高級耳かきを大ちゃんにプレゼントして、



 したらその高級耳かきがしなって


 米がぴゅんぴゅんとんで食べれない。



 それを見て笑ってる。




って夢。


思い出しても笑けてくる。






30分ほどコケチュンに癒されながら考えた。



俺は他人がおるから成り立ってる。






携帯が気になって、




ツイッターとかfacebookが気になって。








なんやかんや色んな物や景色を見る度に、


何かを考える度、


誰かに出会う度、




それを誰かと共有したく、




誰かに伝えたく、




誰かに評価してほしく、




自分の感じたこと、



経験してることをそうしたい。





こういう感覚って俺だけなんか、みんなもそうなんかはわからんけど、


俺はそういう気持ちが人より強いんかな。






今、この日記を書いてるcafeは先日も来た



PINK HOTELの目の前のcafe。




いわゆる行きつけのcafe。











このお店の壁に、


東京で一緒にがんばってる友人のお店のDMや名刺とかをはりまくらせてもらった。


ってかハワイ島のそこらじゅうにはりまくったんやけど。




いつか日本人がそのDMとかを見て興味を持って、


みんなのお店に遊びに来たりしたら面白いな。



ってかこういうことがそういうことなんや。


俺は普段の生活はしかり、


心の中や自分そのものも


人に生かされててるのか。


他人がいるから自分の存在価値が生まれてるんだ。


ただの寂しがりやなんかな。




cafeの店内を見渡した。


めっちゃええ国旗を発見した。




いや、国旗ちゃうな。





地球旗やな。









この旗が7枚あったので買い占めた。





何気ない旗かもしれんけど、


俺にはピンときてもた。






cafeを出てPINK HOTELに戻って


電話を借りた。



今夜はラストナイト。


この旅に出る前に、


「この宿だけ泊まってほしい」


ってRomiからの希望があった。


その宿のMAXさんって人に電話して、


夕方に着く事を伝えた。






さぁ出発や。


おばぁちゃんに


「ほなまた来ます。」


と伝えてジープをオープンにしてエンジンをかけた。





あ、杖をついたおばぁちゃんが急いで出てきた。


なんか忘れたかなぁ。


と思ったら、


「コーヒー飲まない?」


って。


「さっき飲んできたからいいよ。」


って言ったら中に戻って行って、


コナコーヒーの袋を一つくれた。






なんなんや。


ほんまありがとう。




「髪切ろうか??」




って言ったら照れくさそうに、







「次来てくれる時まで伸ばしとこうかな。」


って。




来るしかないやん。



昨日いた無愛想な女性が出てきた。


前下がりボブで赤い羽が着いてるヘアスタイル。


髪型を誉めたら


「私のいとこが美容師になりたくてね。


 今まだ9歳なんだけど。


 私の髪を友達が切ってる時にいつも着いてきて、


 シャンプーしてくれたり、掃除してくれたりするの。


 その時が一番いい顔してるのよ。」

 

 「仕事はそうでなきゃね」


ってその女性は付け加えた。


鳥肌がたった。


9歳の男の子やで。


小学3年生。


俺もそんくらいには美容師になりたいと思ってはいたものの、


そこまでの思いや行動はなかった。


「会ってみたい」


って言ったら電話してくれたが今日は学校でダメだって。


「日本に来たら僕を訪ねてきてほしい。」と伝えた。



食べる為にカットしてるんじゃない。


自分が楽しみたいから髪を切るんや。



あ、でたまた自分が発言。


人を喜ばせる為やろ。


でも自分が楽しんで髪切ってるから人が可愛くなって喜んでもらえるんや。


それでええ。




ちょっと意味わからん文やけど、


手帳の日記をあえてそのまま写したから許してな。



二人に別れを告げ、


ジープを南に走らせる。


すぐに


"Garden market"ってのが見え、


でっかい男が手招きしてる。


家のいらんものを庭で売ってるってことか。




がらくたをあさって、





KONAビールのグラス2つ。


ショットグラス、ボトルクーラーを


5ドルで買った。






車を走らせたらまたさっきの考えてた事が頭をぐるぐるしだした。



俺は人より他人を気にしてるってこと。


そもそも自分のやってる事は他人あってのことやし、


その人達の評価で生きてるわけや。


自分がやりたいからやる。


それを評価してくれて身も心も支えられる。



今のままの自分でええんじゃないか。


このままの弱い人間でええ。



またマーケットやってる。




あ、日曜日やからか。

















ぐるっと回って水晶と貝でできたネックレスを


二つで15ドルで買った。





















腹が減ったから通り沿いにあったcafeに入った。








ベーグルとコーヒーを頼んで外で食べた。









ベーグルのプレートがいけてた。










今日もええ天気やしビーチいこ。










南に車を走らせて10分ほどしたころ。



ヒッチハイクをしてる女性が立ってた。



目が合った。



30メートルほど先で車をよせた。


バックミラーを見たら


その女性が走ってきてた。



助手席の荷物を後部座席に投げ、


迎え入れた。



めっちゃ笑顔の女性は




「10分ほど先の家に送ってほしい。」




手にはシュノーケリングの道具と、



うまそうなトマトをもっていた。




40歳くらいやろか。



「何してたん?」


って聞いたら


「朝から海に潜って遊んでたのよ。」って。


「毎日ヒッチハイクでいってるの?」


って聞いたら


「いや、今朝車が壊れたから」


ってそれからあーだこーだそーだって10分ほど話した。


あと一分ほどで着くわ。


と言ったその女性が




「さっき、目が合ったときのあなたの笑顔を見て停まってくれると思ったわ。」



自分が笑ってたかどうかは覚えてない。



「今、俺の大事なツレがヨーロッパをヒッチハイクで旅してるねん。


 いろんな人にお世話になってるみたい。


 ただそのお礼がしたかっただけや。」



って応えた。


「あなたはシンプルでワンダフルな人ね。


 そのまま生きればHAPPYでヘルシーな人生になるはずよ


 ありがと」


って言い残し家の前で降りた。


名前すら聞くの忘れた。



車を走らせた。


なんでかわからん涙が出てきた。


さっきの弱い自分がでてきたんか。


うれしかったのか、さみしかったのかわからんけど、


日本の友達や家族の顔がうかんだ。




ビーチに着いた。

















ローカルな人しかいない。


ビーチ沿いを歩いてたらプライベートビーチについた。


一人でエビとかカニをとって遊んだ。


さらに先に進んだら不思議な植物があった。




近づいたら子宝草そっくりの植物やった。










森散策をやめ、また車を出した。



サウスポイント。


この旅2度目。


いわゆる行きつけの観光スポットや。



一回目行った場所からさらにジープを走らせた




。












完全なオフロード。



小さいとき憧れたな。






誰もいないとこに座り込んで


日記を書いて本を読んだ。



















一人の時間が好きになれた気がする。





















よし、MAXさんの宿に行くか。


聞いた住所をあてに向かったが


迷う迷う。


森の中進む進。


そんなとこにあったMAXさんち。


ジープを停め、部屋に荷物を入れ一息。



一緒に犬の散歩をした。


MAXさんがXと、JAGATARAのマネージャーやってた時の事、


地震の話、原発に話、ハワイ島の話、


をしてくれた。


夜ご飯にはMAXさんがとってきてくれたウニ、


近所の人が釣ったまぐろの刺身とかを出してくれた。


ハンバーガーとかばっかりやったからかなりうれしかった。


ビールをあけ、ワインをあけた。


MAXさんが


「人という字は支えあって成り立っていると俺ら世代は教わった。


 でも本来、2本足でちゃんと立っている人から人って言う字ができた。


 みんながちゃんと2本足で立ってはじめて助け合える。


 それでこそ本当の助け合いだ」


と。


世界を旅してる時の感覚を思い出した。


自分を守るのは自分。


日本での生活ですこし薄れてかけていた感覚やった。



MAXさんがベッドに行く前に


「朝日きれいだよ」


って声かけてくれて、


見たいと伝えたらおこしてくれる事になった。



「あ!俺まだこの旅で星ちゃんと見てない!!」



って言ったら懐中電灯を貸してくれ、


「家の電気消してやるからそこのゴザひいて気が済むまで寝っ転がってな。」


と言ってベッドへ行った。



冷蔵庫からビールを取り出し、


ゴザを惹いてねっころがった。



はじめ、あんまりないやんとか思ってたら、


目が慣れてきたらどんどん増えてきた。


いつの間にか満天の星空になってた。



こんなに星見たんはいつぶりやろ。


オーストラリアのウルルぶりかな。



流れ星がいっぱい流れる。


iphoneで写真を撮った。



















あぁほんま幸せやなぁ。


夢なんか現実なんかわからん感じで、


真っ暗すぎて自分すらあの星の中に浮いてるんちゃうかと思いながら


いろいろ考えてたらいつの間にか寝てた。











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2011年11月11日金曜日

HDKハワイ紀行 ⑤ 10.29



10月29日(土)

ぐっすり寝すぎたせいか朝6時に目覚めた。

夢に元カノが出てきて

「人の気持ちになったらいろいろわかるんやで!」

って俺が元カノに説教してた。

逆やろってつっこみたくなった。




B&B(Bed&Breakfast)についてる朝食を食べに行った。

すかすかのパンにバターを塗り、インスタントのコーヒーを口に含んで

いっきに喉の奥に流し込む。


まずい。


世界一周中ならここぞとばかりにたらふく食べて、

パンとジャムを余分にもらって帰ってたけど、

この短期の旅行ではこの朝食で腹を膨らませるのがもったいなく感じた。


8時には宿を出た。

やっぱりええ宿は俺には必要ない。

必要なのはツレと酒やな。










いつものごとくジープをオープンにして牧場の間を走り抜ける。
















ほんまこの時間好きや~~。


地元のラジオでRockを聞く。

風で短い髪をなびかせる。


















ええ時間やなぁ~。

ちょっと眺めのええとこで車を停めて、


いつもみたいに自分撮りをした。




















またとんでるやつ。

左肩がいつも上がってないのは









脱臼肩やから。































っしゃ今日はビーチですごそうか。








渓谷やら、

フリーマーケットやらドライブを満喫した。














フリマでビーチで下に惹く布を1ドルで買って、




作ってる女の子が素敵で、スタッフのみかちゃんに似てるから

なんかの木で出来た手作りのピアスを買った。

これを着けてたらHappy場所に連れてってくれるらしい。

あ、日本帰ったらこのピアス、

最近 "運"のついてないあのこにあげよかな。
























オレンジでお手玉してるにーちゃんがおる。

めっちゃ下手やった。



































ビーチに向かう途中、

商店でチキンご飯とビールを買った。


人があんまりおらなさそうなビーチについた。

まだ10時半や。



買った布をひいてチキンにかぶりつく。













チキンは裏切らない。
































ビールはビーチで飲んだらあかんのかな。


多分そうやから隠して飲んだ。










飲んだからには酒が抜けるまでゆっくりやな。


読書と思って本を開いたけど、

太陽さんが本を読むな!って言ってるくらいに攻撃してきた。

暑い。


気付けば寝ちゃってて、

時計見たら1時間たってて、

半分しか焼けてないから裏返してもっかい寝た。



寝すぎた。

汗だくでこんがり焼けてしまった肩を冷やすために

海に飛び込んだ。


足を切った。

砂なのは浜だけで、

海の中はでっかい石がごろごろしててその上に砂がかぶさってて

石たちは隠れてた。

まぁええか。


ぼーっとしてからシャワーをあびた。

来てる人達は地元の人達みたいで備え付けの施設でBBQしてる。

オーストラリアにもあったなぁこの施設。

日本にも作ったらええのに。


次、来た時は家族とBBQしよ。

そうしよ。

家族じゃなくてもええや。彼女と二人でもええか。

そうしよ。


牛乳が飲みたくなって車を走らせスーパーに入った。

500mlの牛乳を買って一気に飲み干した。


これはイライラしたからじゃないで。

日本では、イラっとしたときに牛乳を一気飲みするねん。

そういえばこの旅でまだ一回もイラッとしてないな。



ハワイ島を一周した。

空港が右手に見えた。

そういえば5日前くらいにここで叫んだなぁ。


今日はどこで寝ようかな。


こないだ挨拶だけいった"PINK HOUSE”いってみよかな。

それか海沿いで探そうかな。


コナの海沿いに車を停め、

歩いて安そうな宿を探した。

いくつか聞いてみたけど、

一番安くて69ドル。


あかんな。


PINK HOUSEに決定~。

でっかいレッドブルを飲み干して、

お土産やさんでくだらな土産をちょいちょい買って

向かった。



「一週間前に来たの覚えてる?」
















おばぁちゃんはちょ~びっとだけ日本語ができるみたいや。



「なんで電話してこなかった??」

ってちょっと怒り口調ながらも、

シングルで30ドルの一番眺めのええ部屋を貸してくれた。





「部屋の鍵は?」

って聞いたら

「中からしかかけられないよ」

って。

今までいっぱいの安宿とまってきたけど

外から鍵かけれない宿ってあったかなぁ。。

こないだ髪切った木村アルフリーダさんが


「あなたが何も望まないならいい宿よ」


って言った紹介文を思い出した。






これトイレ。















泊まってる人達はすでに酔っぱらいばかりで、

長期住んでるっぽいひとばっかりやった。

かなりフレンドリーで声をかけてきてくれる。

よさそうな奴らや。












部屋の窓から夕日がきれいに見えた。

夕日を見送りながらこの日記を書いた。











っしゃ。

今日は一人飲み歩きするか。

宿で飲んだら寝てしまうのが目に見えてる。





できるだけ身軽にぽっけにiphoneと自分撮り用デジカメ、


現金だけつめて海沿いの飲み屋がいっぱいあるとこに進出。



















いっぱいあるバー?的なお店の中から、野外でギターで生演奏してるお店を選んで入った。

一人でもそれを聴きにきたって思われたらええかなってこんたん。

バーカウンターでビールを頼んで歌ってる近くにいって

乾杯した。

正確には目をつぶって、

またたびのカウンターを思いだして、

グラスをちょっとだしただけ。


周りを見渡しても一人の人はおらん。

当たり前や。

いつも通りカメラのタイマーを10秒入れて写真をとった。




予想外にフラッシュがたかれて



何人かがこっちを見て





一人で写真撮ってるってばれて




ちょっと恥ずかしかった。





目の前で飲んでたカップルの女性と目があった。

その綺麗な女性が彼氏に一言いい、

こっちに近づいてきて

「写真とろうか?」

って言ってくれた。

「いや、、、大丈夫。。。」

とか言いながらカメラを渡てしまった。


この旅で初めて人に写真をとってもらった。

「いい顔してるわよ~」

って撮ってくれた写真は


苦笑いやった。


















でも嬉しかった。


ふと思った。


”一人で飲んでてもかっこええ奴ってどんな奴なんやろ?”


ひげもじゃで

小太りで

携帯いじってないで

話しかけにくいオーラだしてるのに話しかけたらにこって笑う

遠く見ながらのんでる

女みてる

テレビでやってる野球をぼーっと見てる

葉巻すってる

あ。

これやな。


葉巻!


ビールを飲み干してABCマートに入った。

たばこコーナーで、

葉巻とライターを買って

ポケットに入れて

別のバーに入った。





一人でカウンターにドン!とすわり、

ビールを頼んで

姿勢をちょっと悪くして、

顔をきりっとさせて

TVに目をやった。


そんで葉巻をポケットから取り出して

ビニールを破って

ライターを取り出して。



完璧や。

俺かっこええ。





火をつけようとした。

瞬間、店員さんが近寄ってきて、


「No Smoking」



まぁそんなもんか。

「Sorry」

ポケットに葉巻とライターをもどし、

ビールを飲み干して夜の町を後にした。






かっこええオヤジにはほど遠いHDKやった。






ほろ酔いで宿に帰ってシャワーを浴びた。

ほんまに汚いなこの宿。

タイやったら100バーツやな。


部屋に帰ってIphoneで音楽をならした。

なんかちゃうなって思って消した。

うるさいくらいの虫とカエルと隣の部屋の人のいびきがなんでか心地よかった。


今夜は星が見えへんな。

どんな夢みるやろ。