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2014年9月7日日曜日

俺たちの富士登山2014

先生あのね。

って書いたら

日記って不思議と書き始めれるんよな。


昔、国語苦手やったなぁ。

でも音楽好きやったなぁ。

本気でXのボーカルになろうと思ってたからなぁ。

俺の夢はそれくらいかな。

でも一歩目がなんでも大事なんかもな。

しかもその一歩目はとりあえずでもなんでもええ気がする。

踏み出す事が大事なんやろな。

ゼロイチが。

多分。



コンビニでジャーキーと種無し梅干しを買い、

裏切らないカントリーマームと、チョコパイ、

水は小さくなる”いろはす”。

一昨年の記憶を辿って準備する。

いつものように絨毯の上に荷物を広げ、

写真を撮る。













これが俺の冒険の始まり。

とかぶつぶつ言って準備する。

最後に小さい声でアホや。

ってつぶやいて現実にかえる。


あ、からあげの

ビフォー












アフター























俺たちの富士登山2014の


ビフォー













アフター















そうそう、こないだな、2年ぶりに富士山登ってきたんよ。

スタッフのともかが是非行きたいから企画させて欲しい。

ってゆーてきてな、

そら行くしかないやろ。

ともかが色々準備してくれたんよ。

バス貸し切ってな、

チョリパンの前にAM7時に集合してな。

今回は大学生からおっさんまで幅広い23人やったわ。

”俺たちの富士登山2014”



 なんせ月曜火曜のド平日に二日休める人間なんか何してるかわからん人間か、

まじめに働いてやっとのことで有給とれたやつばっかやで。

せやからほとんどが一人で参加してんのよ。

知り合いもおっても一人か二人で、

勇気を振り絞って参加してるやつばっかなんよ。

人間、人見知りじゃない奴なんかおらへんねん。

いや、そんなことないな。

少なくとも俺はかなりの人見知りやねん。

こう見えて。

だから行きのバスはこんな感じやな。
















前に乗る奴は目立ちたがりやのやつ、

真ん中に乗る奴はめっちゃ人見知り、

後ろに乗る奴は寂しがりや。

これはバス乗るときの俺の勝手な解釈やねんけど、

自分に当てはめたら、

全部当てはまるやんけ。

せやから俺は前から2番目の一番中途半端な席取ってん。


あかん、こんな日記書いてたらいつまでたっても富士山の頂上つかへんわ。


AM11時くらいに富士宮口5合目ついてな、

まず5合目に体慣らすんよ。
















そしたら高山病なりにくいんよな。

ほんで肌寒い外に出てみんなで自己紹介して

ラジオ体操するねん。











普通のツアーと違って













別にまとまって登らへんし、

自由やし、

誰にも頼らへんし、

自己責任。

ただ、

今夜は9合目で一緒に乾杯しよう。

ってそんな集まりやな。

冷たく感じるかもやけど、

そうすることが全員が9合目に無事たどり着く最善の方法な気がするねん。

富士登山の途中のことは写真見たら思い出すけど

特に記憶に残ってへんねんなぁ。



















































9合目の萬年雪荘について












みんなでカレーを食べて、

ビールを飲んで、

かついできた焼酎をお湯割りで飲む。

これが酔うし幸せなんよ。

ほんで最終組が登ってくるのを待ってな、

登山中のいろんなことを話すんよな。

例えば、

VANSには滑らないシリーズがあるとかな、














簡易トイレは意外に重たい。とかな、


















ハイ◯レモンは登山に向かいないとか、

いろいろな。

箸が転がっても笑い泣きできるくらいなんやから

何ゆーても笑い泣きできるんよな。
















雲海が見えて、これが雲海ちゃうんかい!って

















ゆーたらみんな冷めてもて。

PM10時にはみんな寝るねんけど

牛カエルの合唱どころちゃうで。

いびきってあれやな、

雪崩みたいに連鎖していくんな。

多分俺も寝た後はあの雪崩に巻き込まれて一部になってんねやろうな。

って思たら何とも言えへんよな。

AM3時、

二日酔いなんか、

まだ酔っぱらってんのか、

高山病なんか、なんなのかわからん頭痛とともに目覚めるんよ。

ほんで、晴れとったらご来光見に頂上まで出発すんねんけど、

まさかの豪雨。嵐。

すごいなあれ。

山小屋とびそうになってたもんな。

でも、

あだ寝れるんやって一安心して寝るねん。

みんな絶対起きてるのにな、

ヒデキ、頼むから出発って言わんとってくれって寝たふりしてるんよ、多分。

暴風波浪警報が出て学校が休みになる時の感覚やな。

あれ嬉しかったなぁ。

そういう日に限って晴れるんよな。
ほんで家の目の前の池で釣りして先生に見つかって怒られるんよな。

昔話はまぁええか。


ほんでAM5時くらいに起きてこれでもかってくらい美味い

おしるこすすって外見たら

太陽出たんよ。

一瞬な。

一瞬外科医になった。んじゃなくって

一瞬下界まで見えてん。
















うっわーーーー!!

とはならへんかったな。

まぁ。普通やったな。

感動まではせーへんな。















AM7時に

おっちゃん二人を置いて頂上へ。

これがまた天気悪くてなぁ。




















上下レインコートの中ダウンのフル装備な。

















今回な、上下レインコート新しく買ってん。

せやから実ははやく雨降って欲しかったんよな。

逆境を楽しむには

それも一つの手かなと思って。































頂上でカップラーメン食べて
























チョリパン食って


















タオル買って















何も見えへんし、



































下ろうかおもったらな、

最終便のカップルの二人が登ってきたんよ。

お!お疲れ!とかゆーてすれ違おうとしたらな、

ヒデキ!ビデオとって。

とかゆーてカメラ渡すんよ。

ほんで上着脱いで裸になるからみんな付き合ってーって

いうんよな。

そんなんみんな付き合うわけないやん。

そしたらその男、彼女をひぱって横に連れていってな、

上着脱ぎだしたんよ、

いや、正確には上着のチャックおろしてな、

何するか思たら

内ポケットから

何やら取り出して、

彼女の前に出したんよな。

指輪。

ほんでプロポーズしよってん。
















ほな彼女泣いて、プロポーズした彼氏も泣いて、

俺な、

今まで富士山来てどんな奇麗なご来光見ても涙出ーへんかったのに、

つられて泣いてもたわ。

と同時に俺、そういえばここ10年で富士山に3人の彼女と登ってきたのになぁ。。

とかふと我に返ったわ。

まぁええか。

さっさと9合目まで下って

萬年雪荘のみんなにお礼とお別れを言って今度は5合目まで。





下りは一番後ろから下ろう。

めちゃくちゃ嵐やってん。

ヒョウも降ってくるしな、

痛いし、寒いし。

しんど......

嵐の中、山にいる俺はかっこいい。

ここはエベレストだ。

とかカッパの中でぶつぶつ言うねんけど、

どう見てもここは富士山やし、

帰りたいのに帰れないサラリーマンだ俺は。

う〜ん。。。

しんどかった事はめちゃ覚えてるねんけど、


楽しかった事とかって案外忘れるんよな。

だからこういう日記には楽しかった事書こうかな。

ほなな、






晴れたんよ。

一気に5合目まで見えてな、
















やまない雨は無い。


















頂上の無い山はない。












終わらない恋愛はない。

これやな。

最後のはちょっとちゃうかもやけど

これや。

嵐の中あるいてたんがウソみたいで。

一緒に下ってたおおしおさんが神様に見えてきたわ。

俺の気の利いた洗練されたオヤジギャグは終始すべったのに、













あんな嵐でもおおしおさんのVANSすべらないシリーズは

すべってなかった。















まるで錦織のテニスのようだ。

ぜんぜんちゃうし、こんなん書いたらおこられる。

で、

5合目無事到着。

これで終わりやと思うやん。

俺たちの富士登山はちゃうで。

めっちゃ疲れた身体をヨガでほぐして













めっちゃ疲れてるのに

バスで気まずいカラオケするねん。

あの、自分の番が回ってくるのが嫌で嫌で、

自分の声が震えてるのがわかって

出来る事なら誰か間違って”演奏停止”のぼたん押してほしい。

みたいなバスカラ。

山道で揺れる中、最後の雨を熱唱し、

強く抱いて壊したい女の子なんて今の俺にはおらん。

と思ってたら温泉着いた。












温泉からの帰り道。

暗い静かな東名高速を俺たちのバスは走る。

オレンジのいろの光がカーテンの隙間から

車内を覗く。

疲れ切った戦士達はすやすやと眠りに落ち、

少し元気が残った戦士達は静かに恋話で盛り上がる。

こうやって幕を閉じるはずだった。


実際はこうだ。


温泉からの帰り道。

コンビニでたらふくのお酒を買い込み、


暗く静かな東名高速で俺たちのバスは揺れる。






紅に染まったこの俺をなぐさめるヤツなんてもういない。

















どれだけ涙を流せばあなたを忘れられるだろう。
















隣を走る車の助手席から、車内を覗く。


ライブハウスと化した貸切バスはとどまる事をしらない。

止まるときはやたら近くなった尿をたしに行く時だ。

疲れきったアリーナのヤツらはお酒で元気を取り戻し、













少し元気が残った2階スタンディングのヤツらは

富士山の登ってた事すら忘れた。

気になるのは”東京○○キロ”という緑のボードの文字。

どんどんライブの時間が無くなって行く。

運転手の渡辺さんは

まさかの。

遠回りをしてくれ、

ラストソングに選ばれたサライのエンディングが

ぴったり終着点に終わるようにゆっくりバスを走らせた。


また来年もいこーっと。











































2014年8月23日土曜日

僕の夏休み② マレーシアボルネオ島コタキナバル 一人リゾート

この日記を読む前に
前偏の
僕の夏休み① 
マレーシアボルネオ島コタキナバル 町と美容室編
を読むことをお勧めします

http://hdkhdkhdk0915.blogspot.jp/2014/08/blog-post.html





※この日記は僕の楽しかった旅行の記憶を
新鮮なうちにしっかり記録で残したいなと思って
思うがままにブツブツ書いてるだけの
超自己満の日記です。

暇な時に流し読みをお勧めします。
では。




一人リゾートは今年で最後にしよっと。
一人リゾートは今年で最後にしたい。

一人リゾートは今年で最後にする。



















コタキナバルからタクシーで4〜50分離れた
リゾート地、ネクサスリゾートって宿に移動した。

一応5つ星のリゾート。
6キロのプライベートビーチに
3つのプール、













ゴルフ場まであったわ。
こんなとこ一人で来る人おらんやろうから
何回アローン?
って聞かれたか。
そのたんびにアーロンってアーメン風に応えたったわ。
ええねん。
一人がええねん。

コタキナバルの町からタクシーを捕まえたとたん。
来た。
スコール。














14時くらいやったかなぁ。
毎日この時間に決まってスコールが来るんやな。
そう確信しながらまた雨に打たれずラッキーな俺は
スーパーだけよってもらって
ビール5本とブルーチーズだけ買って
そのリゾートに乗り込んでん。























無駄に広い別ベッドに










無駄じゃないバルコニーからの景色。
鳥と波の音。
ほんで汚い俺。
俺はええか。






チェックインして
雨もあがったしプールに飛び込んでん。












監視員がおって飛び込むなって言われて
悔しいから
海にいって飛び込んでん。
スコールの後やからか濁ってるし、
空曇ってるし、
ビーチ誰もおらんし、
もしここででっかいサメが来たら誰にもばれずに
食われて死ぬな。
と思って急いで海を出て部屋に帰ってん。
何しよかな。
iphoneでとりあえずOasisを流して
こんな気分ちゃうと思って、
ボブマーリー流してちゃうおもて、
結局無音で筋トレしてん。
そうそう。
忘れとった。
これの前の日にLINEのIDが乗っ取られてな、
いろいろめんどくさいことになとったんよ。
ほんまいくら俺になりたいからって
日本を留守中に乗っ取らんでええのにな。
しかもその人お金がなさすぎてみんなに
itune card買ってっておくってたらしいから
かわいそすぎて
ボブマーリーとザビエルラッドを大人買いしたったわ。
まぁこれはええか。
置いとこ。

夕飯前にSunset Barってのが敷地内にあるっていうから
そこにビール一杯のみに行ってみて、
当たり前やけど、カップルとファミリーばっかりやったから
遠慮して雨もやんどるし
屋根のない4人席選んだんよな。
スタッフの人が雨降ってくるかもですよ。
ってゆーてくれたのに、
ええねん!ゆーてすわったんよな。
ええねん→No problem

ほんならすぐに雨ふってきよってん。
最初我慢しててんけど、
本ぬれるし、
ビールが水割りになるんもいややし思て
カウンターに移動したんよ。
ほなカウンターがサンセットに背中向けてるんよな。
振り返ってビール片手にええおっさんが
一人で一人で太陽が沈むの見てるのもかわいそうやなと思て
せっっかくSunsetBar来たのに
背中向けて料理つくってるおっさん見てたわ。
こっそり写真とったったけどな。














ビュッフェのディナー行ったんよ。
おいしいのはおいしいねんけど、
一人でビュッフェってあれやな。
むなしいな。
しかも、ビュッフェの料理が並んでるまんなかの舞台で
マレーシアの伝統ダンス&ミュージックみたいなんがはじまったんよな。
せやから料理取りにいけんと
手拍子やで。
一人で手拍子。
ゆっくりなやつな。
しかも参加型で。
ダンスしてた人が下におりてきて舞台に引っ張って無理矢理踊らせるんよ。
これは。。
俺。一人やのにもしここで引っ張っていかれたら
誰に何を見せればええねんろ。
って思ったら思わず席を立って海に向かって歩いてたわ。
RM130(4000円くらい)払ったのに
そんなに食べんと
真っ暗な海に向かって歩いとった。
そこで出た言葉やな。
最初の言葉は。
もっかい言うで

一人リゾートは今年で最後にしよっと。
一人リゾートは今年で最後にしたい。
一人リゾートは今年で最後にする。

ダーリンダーリンBarってふざけた名前Barのウェルカムドリンク券もらえるんよな。
このリゾートは。

よっしゃBarで飲もうと思ってその券出してな、
スコッチ&ソーダてゆーたんよ。
ほなな、
ウェルカムドリンクってのは決まってるらしくて
無視されてな、
分厚いワイングラスに入ったオレンジ色の飲み物が出てったんよ。

わお。
と思って飲むやん。
なんやとおもう?
オレンジ色の飲み物。
せや。
オレンジジュースやで。
びっくりしてもーて
あぁ。このお店はつぶれるかもなぁ。
ダーリンゆーてる場合ちゃうで。
ってぶつぶつ言いながら
オレンジジュース残してスコッチ&ソーダ頼んだんよ。

ほんでカウンターでかっこ良く一人でカランコロンいわせながら飲んでたらな、
横に来てん。
カウンターがら空きやのに横に。
美女。
と見せかけてなよっとした男が。
なんやねん。って思いながら
めっちゃ写りの悪いF1のTVを見てるふりして
隣のやつの携帯みたらな、
ポーカーやってるんよ。
俺の横じゃなくってもええやろそれ。
ほんで10分くらいたったと思うねんけど、
多分実際は1分やな。
話しかけてきたんよ。
ジャパニーズ?
僕は香港。
マッサージする人なんやけどさせてほしい。
って。
おいおい。
もっとキャッチボールしてからマッサージって言いなよ。
とか思いながら
へーって言ってたら
今夜、マッサージさせて欲しいから部屋番号教えて。
って。
そんなもん教えるわけないやろ。
でもここで肝っ玉すわとったら教えるんやろなぁ。
って葛藤したけど、
やっぱチキンの俺はあかんかったわ。
もっかい暗い海に歩いたわ。


















ほんならこっそり追いかけてくるんよな。
ほんでトイレにも追いかけてきたんよ。
ほんで横からマッサージフリーって言ってきよってん。
さすがにイラットして
マッサージしたくないねん。
ゆーて部屋に帰って。
寝た。

次の日な朝の6時に目が覚めてな、
まだ暗かったんやけど着替えて
走りにいったんよ。
あさ6時のゴルフ場ってめっちゃ気持ちええねんな。
そらみんながゴルフにはまるわけや。
そこを走るんよ。



そらは曇り空。













MR.BIGのWild Worldが流れてな。
あ、今回な、コタキナバルって言うランニングプレイリスト
を作ってたんよ。
基本的に中学生のときに聞いてた音楽を中心にしよおもて、
それにいろいろ付け加えて作ったんよな。
壮大な感じ。
ゴルフ場を走って
プライベートビーチに出てな、
6キロのビーチを往復するんよ。











曇の隙間から覗くまん丸くて熱い太陽。
俺にスポットライトを浴びせようってか。
とかぶつぶつほざきながらランニングするんよ。

ほんだら虹が出てたんよな。
これは。
記憶より記録やな。
思てiphoneを取り出して
写真撮ったんよ。
う〜ん。。
この素晴らしすぎる風景の一部にどうにか俺も入られへんやろか。
思て
やっとの思いで入れたのがこれ。












なかなかええやろ。

8時に部屋に戻って
ビュッフェの朝ごはんはもうええわ。
思てルームサービスで


アメリカンブレックファーストっての頼んだんよ。










ほんなら
めちゃめちゃ大量やって。
どう考えても二人分やったんよなぁ。


お腹いっぱいでビーチに行って


太陽がサンサンと降り注ぐなかねっころがって読書。











汗だくになってはクロールと平泳ぎ。
こんな幸せなことないよな。
音楽はザビエルラッド。
iphoneから聞こえる波の音なのか
本物の波の音なのか
俺のイビキなのか。













どれも同じようなもんやけど
全部が融合するんよなぁ。こういうとき。
せーへんな。

日本人が一人もおらへんこの感じ。
独り言ゆーても誰も振り向かないこの感じ。
これや。
今回の旅行で味わいたかったのは。

羽田空港で今回は探したんよ。本。
ほんまは黒柳徹子のとっとちゃんか、
山下清のヨーロッパぶらりぶらりが読みたかったんよな。
でもなかったから、しぶしぶ選んだんが
よしもとばななのジュージュー。





この本。
















ほんまタイムリーで
人、店、恋愛、人生、全部ひっくるめて今の俺によかたんよなぁ。
一瞬で読み終わって。
いや、正確には
集中しすぎて日焼けを忘れてやけどしたな。
やけどするくらいの時間で読み終わった。

ランチにはハンバーガー食べてまたビーチ。
クロール。
平泳ぎ。
バタフライ。はひとかき。
左肩脱臼癖あるねん俺。
だからバタフライはひとかきだけ。
ガンジス川でバタフライはできひんかったけど
ガンジス川でクロールしたで。
どうでもええか。


せやねん。ラストナイトやねん。
何食べよかな。
ラストナイト。
フレンチ、中華、グリル、ビュッフェってあってんけど、
ステーキにしてん。
ジュージュー読んでたらステーキ食べたなったしな、
やっぱ小さい時からのごちそうって自分の中でステーキなんよな。

姫路になモッキンバードってステーキ屋さんがあってな。
そこに親に連れてってもらってステーキの300g食べたいねんけど、それを注文してええのは父さんだけで、
当時の僕は200gぐらいのおかぁさんとおんなじサイズ注文してたんよなぁ。
妹はステーキやさんやのに海老フライ食べてたなぁ。
ほんで最後にコーヒーかアイスクリームか選べるんやけど、
お父さんおかぁさんはコーヒーやのに、
僕と妹はバニラアイスやったなぁ。

って思い出にふけりながら
300gのステーキをミディアムレアでって注文してん。

ほんで出てきたステーキがな。
噛み切れへんのよ。
固くて、筋だらけで、
味ないしな。
寂しかったなぁ。
ご飯食べながら涙出るときあるやん。
おふくろの味食べた時とかの。
あれとは全然ちゃうけど
涙出そうになったなぁ。
出ーへんかったけど。

もう一枚あるダーリンダーリンBarのウェルカムドリンク券は破って捨てて、
暗いビーチに寝て、
すんげー星を見るんよ。
流れ星、10個見るか、
蚊に10カ所刺されるか。
どっちが早いかなぁ。とか
ぶつぶつゆーててんけど、
流れ星2つ見た時点でかゆすぎて
部屋帰って筋トレして寝た。




最終日の朝、















6時に起きてランニング開始。










昨日よりも天気がええ。



すでに日焼けでタンクトップすら痛い。













昨日洗った短パンも半乾きや。


iphoneを持った右手を高々と挙げ、
その位置を動かさずにどれだけ高く大きく飛び
シャッターを押すか。
それが俺の全身をこの景色の一部に入れる最善の方法だ。
一人リゾートを満喫するとこんな技まで得れるのか。
早朝すぎて言うまでもなく貸し切りのゴルフ場と、
プライベートビーチをNickel backを流しながら
柔らかい朝日に押されながら走る。
俺は今夜、武道館でライブをひかえ走ってるロックスターになったのか、
それともこれは実は映画のワンシーンで
ヘリコプターに撮られてるんじゃないか。
自分を騙す。
くだらない。
お腹はくだる。
くだらない。
この旅行、癖になりそうや。













実は最終日のビーチランニング。
こんなに暑いと思わへんかって
水ももってへんかったから後半脱水症状になりかけたんよな。













でもそんな自分ですら
ロッキーに出てるシルベスタースタローンなんじゃないかと
思うんよ。
大雨の中、自転車漕いでる自分かっこええ。
みたいな感じかなぁ。
こいつアホや。思うやろ。
いや、8割の男は同感のはずや。



最終日のルームサービスは












マレーシアのモーニングにした。
チキンカレー。
ええ朝や。
チェックアウトして町によってお土産を買い、



ローカルの定食屋さんでトムヤムヌードルで締め、


















また同じ時間にくるスコールをさけるようにタクシーに乗って









空港へ向かった。

俺な、思ったんよ。
小さい町で小さいコミュニティで仕事するのは俺らしくないなって。
ブロッコリーは小さいコミュニティかもしらんけど、
規模が全国なんよな。
規模が全国、全世界のホッとする町の美容室。
地域密着のその地域が全国、全世界になっただけやなって。

コタキナバルの空港で飛行機に乗って、
またここに一人で来ることはないやろうけど、
いつかまた帰ってきたいな。
いや、そうでもないな。
どこでもええかも。
飛行機にのってどっか知らん土地に降り立って、
また1からその環境に慣れていくのが楽しいねんな。
多分。
ブロッコリーっていう
ホームがあるから楽しいと思えるねんろな。
こういう旅行。

いつも飛行機が飛び立つ瞬間を見たいって思うねんけど、
寝てまうんよなこれが。
気づいたら空の上。
プラダを着た悪魔をながし、
装着間の悪いヘッドフォンを耳にあて、
寝なあかんのに集中しすぎて涙を流し、
朝の6時半に成田に着いてん。

代々木上原の駅に降りて家に帰り、
シャワーを浴びて
いつもと同じ時間に自転車に乗って出勤。
なんて贅沢な。
幸せな。

















『何日か自分の持ち場を離れると、
 あの子に会いたいな。
 あの子今何してんねやろかな。
 あの子の声が聞きたいな。
 とか。
 色々想う。
 その子は俺の顔を見るなり
 10㌔ランニングした後のビールのように俺に飛びついて きた。
 俺が欲してるのは硬い味の無いステーキや、
 味付けの濃いチキンじゃない。
 シンプルなちょっと揚がり過ぎたからあげ、
 キモイ
 でもこんな事をブツブツ言いながらランニングしてる自分 も嫌いじゃない。
 キモイ』
















ほな!!!