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20歳から美容一筋でもがくも、
25歳〜28歳までオーストラリア、世界一周と海外でハサミを持って遊び呆け、
貯金も職も家もなく再び東京へ。
がむしゃらに3年過ごし、運良く30歳で恵比寿、代官山に 
接客はしない、お客様はいない美容室 Broccoli(ブロッコリー)  playhair  を立ち上げれた。32歳で(株)モテルを設立するも、愛犬からあげとちょんまげに溺れる。
一生髪を切り続けたい美容師としての藤川英樹、
ハサミを持たない藤川英樹をこれからどうプロデュースしていくのか。
はちゃめちゃな経営と教育をこのブログを通じてご覧あれ。

2014年9月7日日曜日

俺たちの富士登山2014

先生あのね。

って書いたら

日記って不思議と書き始めれるんよな。


昔、国語苦手やったなぁ。

でも音楽好きやったなぁ。

本気でXのボーカルになろうと思ってたからなぁ。

俺の夢はそれくらいかな。

でも一歩目がなんでも大事なんかもな。

しかもその一歩目はとりあえずでもなんでもええ気がする。

踏み出す事が大事なんやろな。

ゼロイチが。

多分。



コンビニでジャーキーと種無し梅干しを買い、

裏切らないカントリーマームと、チョコパイ、

水は小さくなる”いろはす”。

一昨年の記憶を辿って準備する。

いつものように絨毯の上に荷物を広げ、

写真を撮る。













これが俺の冒険の始まり。

とかぶつぶつ言って準備する。

最後に小さい声でアホや。

ってつぶやいて現実にかえる。


あ、からあげの

ビフォー












アフター























俺たちの富士登山2014の


ビフォー













アフター















そうそう、こないだな、2年ぶりに富士山登ってきたんよ。

スタッフのともかが是非行きたいから企画させて欲しい。

ってゆーてきてな、

そら行くしかないやろ。

ともかが色々準備してくれたんよ。

バス貸し切ってな、

チョリパンの前にAM7時に集合してな。

今回は大学生からおっさんまで幅広い23人やったわ。

”俺たちの富士登山2014”



 なんせ月曜火曜のド平日に二日休める人間なんか何してるかわからん人間か、

まじめに働いてやっとのことで有給とれたやつばっかやで。

せやからほとんどが一人で参加してんのよ。

知り合いもおっても一人か二人で、

勇気を振り絞って参加してるやつばっかなんよ。

人間、人見知りじゃない奴なんかおらへんねん。

いや、そんなことないな。

少なくとも俺はかなりの人見知りやねん。

こう見えて。

だから行きのバスはこんな感じやな。
















前に乗る奴は目立ちたがりやのやつ、

真ん中に乗る奴はめっちゃ人見知り、

後ろに乗る奴は寂しがりや。

これはバス乗るときの俺の勝手な解釈やねんけど、

自分に当てはめたら、

全部当てはまるやんけ。

せやから俺は前から2番目の一番中途半端な席取ってん。


あかん、こんな日記書いてたらいつまでたっても富士山の頂上つかへんわ。


AM11時くらいに富士宮口5合目ついてな、

まず5合目に体慣らすんよ。
















そしたら高山病なりにくいんよな。

ほんで肌寒い外に出てみんなで自己紹介して

ラジオ体操するねん。











普通のツアーと違って













別にまとまって登らへんし、

自由やし、

誰にも頼らへんし、

自己責任。

ただ、

今夜は9合目で一緒に乾杯しよう。

ってそんな集まりやな。

冷たく感じるかもやけど、

そうすることが全員が9合目に無事たどり着く最善の方法な気がするねん。

富士登山の途中のことは写真見たら思い出すけど

特に記憶に残ってへんねんなぁ。



















































9合目の萬年雪荘について












みんなでカレーを食べて、

ビールを飲んで、

かついできた焼酎をお湯割りで飲む。

これが酔うし幸せなんよ。

ほんで最終組が登ってくるのを待ってな、

登山中のいろんなことを話すんよな。

例えば、

VANSには滑らないシリーズがあるとかな、














簡易トイレは意外に重たい。とかな、


















ハイ◯レモンは登山に向かいないとか、

いろいろな。

箸が転がっても笑い泣きできるくらいなんやから

何ゆーても笑い泣きできるんよな。
















雲海が見えて、これが雲海ちゃうんかい!って

















ゆーたらみんな冷めてもて。

PM10時にはみんな寝るねんけど

牛カエルの合唱どころちゃうで。

いびきってあれやな、

雪崩みたいに連鎖していくんな。

多分俺も寝た後はあの雪崩に巻き込まれて一部になってんねやろうな。

って思たら何とも言えへんよな。

AM3時、

二日酔いなんか、

まだ酔っぱらってんのか、

高山病なんか、なんなのかわからん頭痛とともに目覚めるんよ。

ほんで、晴れとったらご来光見に頂上まで出発すんねんけど、

まさかの豪雨。嵐。

すごいなあれ。

山小屋とびそうになってたもんな。

でも、

あだ寝れるんやって一安心して寝るねん。

みんな絶対起きてるのにな、

ヒデキ、頼むから出発って言わんとってくれって寝たふりしてるんよ、多分。

暴風波浪警報が出て学校が休みになる時の感覚やな。

あれ嬉しかったなぁ。

そういう日に限って晴れるんよな。
ほんで家の目の前の池で釣りして先生に見つかって怒られるんよな。

昔話はまぁええか。


ほんでAM5時くらいに起きてこれでもかってくらい美味い

おしるこすすって外見たら

太陽出たんよ。

一瞬な。

一瞬外科医になった。んじゃなくって

一瞬下界まで見えてん。
















うっわーーーー!!

とはならへんかったな。

まぁ。普通やったな。

感動まではせーへんな。















AM7時に

おっちゃん二人を置いて頂上へ。

これがまた天気悪くてなぁ。




















上下レインコートの中ダウンのフル装備な。

















今回な、上下レインコート新しく買ってん。

せやから実ははやく雨降って欲しかったんよな。

逆境を楽しむには

それも一つの手かなと思って。































頂上でカップラーメン食べて
























チョリパン食って


















タオル買って















何も見えへんし、



































下ろうかおもったらな、

最終便のカップルの二人が登ってきたんよ。

お!お疲れ!とかゆーてすれ違おうとしたらな、

ヒデキ!ビデオとって。

とかゆーてカメラ渡すんよ。

ほんで上着脱いで裸になるからみんな付き合ってーって

いうんよな。

そんなんみんな付き合うわけないやん。

そしたらその男、彼女をひぱって横に連れていってな、

上着脱ぎだしたんよ、

いや、正確には上着のチャックおろしてな、

何するか思たら

内ポケットから

何やら取り出して、

彼女の前に出したんよな。

指輪。

ほんでプロポーズしよってん。
















ほな彼女泣いて、プロポーズした彼氏も泣いて、

俺な、

今まで富士山来てどんな奇麗なご来光見ても涙出ーへんかったのに、

つられて泣いてもたわ。

と同時に俺、そういえばここ10年で富士山に3人の彼女と登ってきたのになぁ。。

とかふと我に返ったわ。

まぁええか。

さっさと9合目まで下って

萬年雪荘のみんなにお礼とお別れを言って今度は5合目まで。





下りは一番後ろから下ろう。

めちゃくちゃ嵐やってん。

ヒョウも降ってくるしな、

痛いし、寒いし。

しんど......

嵐の中、山にいる俺はかっこいい。

ここはエベレストだ。

とかカッパの中でぶつぶつ言うねんけど、

どう見てもここは富士山やし、

帰りたいのに帰れないサラリーマンだ俺は。

う〜ん。。。

しんどかった事はめちゃ覚えてるねんけど、


楽しかった事とかって案外忘れるんよな。

だからこういう日記には楽しかった事書こうかな。

ほなな、






晴れたんよ。

一気に5合目まで見えてな、
















やまない雨は無い。


















頂上の無い山はない。












終わらない恋愛はない。

これやな。

最後のはちょっとちゃうかもやけど

これや。

嵐の中あるいてたんがウソみたいで。

一緒に下ってたおおしおさんが神様に見えてきたわ。

俺の気の利いた洗練されたオヤジギャグは終始すべったのに、













あんな嵐でもおおしおさんのVANSすべらないシリーズは

すべってなかった。















まるで錦織のテニスのようだ。

ぜんぜんちゃうし、こんなん書いたらおこられる。

で、

5合目無事到着。

これで終わりやと思うやん。

俺たちの富士登山はちゃうで。

めっちゃ疲れた身体をヨガでほぐして













めっちゃ疲れてるのに

バスで気まずいカラオケするねん。

あの、自分の番が回ってくるのが嫌で嫌で、

自分の声が震えてるのがわかって

出来る事なら誰か間違って”演奏停止”のぼたん押してほしい。

みたいなバスカラ。

山道で揺れる中、最後の雨を熱唱し、

強く抱いて壊したい女の子なんて今の俺にはおらん。

と思ってたら温泉着いた。












温泉からの帰り道。

暗い静かな東名高速を俺たちのバスは走る。

オレンジのいろの光がカーテンの隙間から

車内を覗く。

疲れ切った戦士達はすやすやと眠りに落ち、

少し元気が残った戦士達は静かに恋話で盛り上がる。

こうやって幕を閉じるはずだった。


実際はこうだ。


温泉からの帰り道。

コンビニでたらふくのお酒を買い込み、


暗く静かな東名高速で俺たちのバスは揺れる。






紅に染まったこの俺をなぐさめるヤツなんてもういない。

















どれだけ涙を流せばあなたを忘れられるだろう。
















隣を走る車の助手席から、車内を覗く。


ライブハウスと化した貸切バスはとどまる事をしらない。

止まるときはやたら近くなった尿をたしに行く時だ。

疲れきったアリーナのヤツらはお酒で元気を取り戻し、













少し元気が残った2階スタンディングのヤツらは

富士山の登ってた事すら忘れた。

気になるのは”東京○○キロ”という緑のボードの文字。

どんどんライブの時間が無くなって行く。

運転手の渡辺さんは

まさかの。

遠回りをしてくれ、

ラストソングに選ばれたサライのエンディングが

ぴったり終着点に終わるようにゆっくりバスを走らせた。


また来年もいこーっと。











































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