BroccoliのHP

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20歳から美容一筋でもがくも、
25歳〜28歳までオーストラリア、世界一周と海外でハサミを持って遊び呆け、
貯金も職も家もなく再び東京へ。
がむしゃらに3年過ごし、運良く30歳で恵比寿、代官山に 
接客はしない、お客様はいない美容室 Broccoli(ブロッコリー)  playhair  を立ち上げれた。32歳で(株)モテルを設立するも、愛犬からあげとちょんまげに溺れる。
一生髪を切り続けたい美容師としての藤川英樹、
ハサミを持たない藤川英樹をこれからどうプロデュースしていくのか。
はちゃめちゃな経営と教育をこのブログを通じてご覧あれ。

2011年4月10日日曜日

福島県いわき市で青空美容室

一緒にアメリカを横断した仲間、戸川りょうさんから電話が鳴った。


『HDK福島にカットいかへんか?』


『行く。その日は店しめてスタッフみんなで行く!』


僕らに何が出来るかって考えてても始まらん。


僕らのカット道具を準備して、

みんなから集まったカット道具もあげれるように小分けしてもってった。


朝5時半に新宿に集まり、

美容師3人、

マッサージ師10人でいわき市に向かった。


3時間ほどでいわきの小名浜についた。

テレビでは見てたけど、

想像をはるかに超えた町並みになってた。









































































































『避難所に行く前に見ててほしかった。』

とりょうさんがぼそっと言い、

車にふたたび乗り込んで避難所に行った。


マッサージ、ヘアカットしたい人〜〜??


と呼びかけると続々と人が集まった。


そらみんな髪切りたいよな。

こんな固いとこで寝てたら身体いたいよな。。


マッサージは体育館の中で、

































ヘアカットは外でする事になった。

































































みんなの伸びきった髪をばっさばっさ切っていく。

何を話したらえ〜んやろ。

とか思ってたけど、

みんな誰かに話を聞いてもらいたいみたいで、

地震の事、家族の事、家の事、これからの事、

ず〜っと話てくれた。

髪を切り終わる頃にはみんなすっきりした顔で笑顔で、

『ありがと〜!』

って体育館の中に入っていった。


町はあんななのに、

みんなめっちゃ元気!



『花見楽しみや!東京の人ら自粛とかせんともっと花見とかし〜!』


『地震のおかげで東京の美容師さんに髪切ってもらえた〜夢のようや〜』


『我慢すればええことがある!こ〜やって髪切ってもらえるんや〜』


『な〜んもなくなった〜。これからは上がるしかないから楽しみや〜』


ってなんともポジティブな!


避難所は高校、小学校と行ったんやけどグランドでは野球部が練習してたり、

小学校では入学式もやってた。

それを見て避難してる人達も元気出るって言ってた。











避難所の中にハサミがなくなった理容師さんがおったからカット道具をあげた。

あしたからはお兄さんが切って笑顔増やしてな!!












最後に団地に行った。

避難所はいっぱい物資があったけど、

団地とかにはなかなか届かないみたい。


団地の一人のおばちゃんにマッサージとヘアカットしたい人おるかな?

ってりょうさんが聞いたら

そこらじゅうの家からぞろぞろ人が集まってきた!

団地の人みんな切ったんじゃないか?

って思うくらい3人で日が暮れるまで切り続けた。


































花見をしているかのようにみんなで笑いまくった。

ビフォーアフターもしてええ?

って聞いたら『全国ネットかぁ??いっぱい撮って〜!』

って。




































































































































































ほんま逆に元気もらった気がする。





みんなまた来るからな〜〜〜〜!!!



































僕らが髪切りに行ってる時に、

うんこに咲く花の似顔絵師おっくんは

宮城に炊き出しのボランティアで行ってた。

おっくんに前日、


『ハサミなくなった理美容師がおったらこれあげて!』



ってカット道具を預けてた。


福島から帰りの車の中、

おっくんから電話が。

『ひできさん!いましたよ!!カット道具わたしたら中身見て涙ぐんで喜んでくれました!

ひできさんの電話番号も教えてって言われたからおしえときましたよ!』


ありがと!!



次の日、

お店に行って髪を切ってると携帯に知らない番号から電話がなった。

電話の先は50代くらいのおばちゃんやった。





『あの〜〜。ひできさんですか? 昨日、ボランティアに来てた男性からハサミを頂いたんです。

  実は津波でハサミが全部さびちゃって。。。 

 さっそく今朝、頂いたカット道具でみんなのこと切って綺麗にしてあげれたんです。』






と涙まじりの声で話してくれた。

そんなん言われたら泣いてまう!!


あ〜自分がやってきた事は間違いじゃなかったんや。

生きててよかった。


おばちゃん電話ありがとう!!

おっくん渡してくれてありがとう!!

みんなカット道具ありがとう!



続々と集まってるカット道具は着実に被災地の理美容師さんに手わたってます。

今の所、

福島県いわき市、宮城県石巻、女川町、岩手県陸前高田市に届きました。


ほんま美容師ええ仕事やで。
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