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2011年11月6日日曜日

HDKハワイ紀行 ③ 10.27

10月27日(木)






朝5時、3人の女性に起こされた。

実際は波と朝日だけで、ジープの中に人がいる訳も無く、

夢だって気付いてもっかい寝た。






7時半頃目覚め、外が晴天なのに気付いて部屋の窓をあけるみたいに

ジープの屋根を全開にした。

昨日の雨はどこいった~~!?

さいこ~~!

とりあえずシャワーや。

タオルと着替えを持って海沿いにあるシャワーにいった。







3日ぶりや。







一人やと気になるものが少なくなるな。

気もちえ~~~!!

ってか一週間とかシャワーをあびないおっくんはすごいな。


タンクトップとパンツを身体と一緒にあらう。

旅中を思い出すなぁ。

朝からすがすがしい朝日を見た観光客がじろじろ見て来る。

そらそうか、

親指と小指をたてて地元人に見せかける。


すっきりしてベンチに洗濯物を干して黒いビーチを歩く。

あ!!

ウミガメや!






2匹もおる!!








触りたかったけど、触ったらあかんって書いてあるし、

気持ち良さそうに寝てるから写真だけとった。

横目で見られた。


洗濯物が乾くまで本を読んだ。

"カモメのジョナサン"









ご飯を食べる為に飛べるんじゃない!






周りの目を気にせず突っ走ったら反感も買うが、それについて来るやつらもいる。

みんなと一緒にいて、一緒の事やるのは楽。

せやけど人生一回で自由なんやで!

やりたい事やる!!

って感じの飛ぶことを極めるカモメの話。


一気に読み終えた。

有林堂のブックカバーに

 "本は心の旅路”

って書いてあった。

人との出会いの次に本との出会いって大切やと思う。

なんか知らんけどタイムリーにひょこっり俺を読んでって現れるんよな。いつも。


24歳まで本を読んだ事が無かった俺に無理矢理

"ライ麦畑で捕まえて”を読め!と渡してくれたのがたつるさん。

それから好きになった。

ほんまありがたい。




洗濯物かわいた!!

っしゃ!

火山いくで~~!











朝一のこのドライブがめちゃくちゃ気持ちええ。

恐竜のまねしてガウガウ×5叫んで

日本の音楽がなんか違うなって違和感を覚え、

地元のラジオにした。





昨夜、仮眠させてもらった病院があるパハラの村によって、

商店でハンバーガーと牛乳を買ってがっついて、

うんこに走って火山に向かった。


キラウエア火山に到着。

ハワイ島のハイライト的な。

煙がモクモク。















写真で見るよりすごいな。

グランドキャニオンを見た時の衝撃に似てる。


やっぱ自然がすきや~

地球すごいなぁ~

俺もいつか死ぬんかなぁ~~

死んだらどうなんねやろ~~

天国とかあるんかな~












っていつの間にか死ぬ事にびびってる事を

考えふけってる自分に気付きはっ現実にかえった。





日本語のツアーが多すぎる事に一人でありきれてない感じがして少し残念な気持ちになった。


















海沿いの溶岩がどんどん進出して

道をふさいじゃってるとこまで来た。







これこそほんまに道の終わり。










溶岩すごいな。

地球すげーな。

2回目か。





溶岩に寝っ転がって、

全身でパワーを吸収!!!

って思ったらめっちゃ疲れた。






誰もこない道で一人で写真をとりまくった。



































今日はどこまで進もうか。
















地図を広げ、Hiroってとこまで行こうかなぁ。

でもHiroは都会やなぁ。

今日は都会の気分じゃないな。

昨日のボルケーノビレッジにリベンジしてみよか。


安そうなロッジに入っていくらか聞いたら

一番安くて99ドルって。

うっ。。宿にそんなに払うなら車で寝る。。。

とか考えてたら、

「holoholo innは行ったか?あそこなら安いよ」

って教えてくれた。

やっぱあそこか。

昨日の事があってちょっと気が引けたけどもう一回行ってみよう。


またジャングルの中をくぐり抜け、

holoholo innに着いた。

ピンポンするなりまた昨日の女性が出て来た。

俺の顔見るなり

「あら~帰って来てくれたのね!今日は空いてるわよ。」

って笑顔で言ってくれた。

すっかーーーっって気持ちが晴れた。

俺っていう人間を見て断ったんじゃなかったんやぁ。


「昨日は家族連れがいっぱい来てて貸し切りみたいになっちゃったのよ。ごめんね」

ほんとにもう仕分けなさそうに言ってくれたので、

逆に疑ったこっちがこっちが申し訳なくなった。


ドミが23ドル、シングルが60ドルって言われたので迷わずドミにした。


チェックインして久々に携帯とiphoneを出した。

wi-fiが飛んでてツイッターとかfacebookがつながった。

いままで気にもならなかったのに、

ネットがつながると携帯が気になる。

そんな自分がちょっと嫌になって一回だけつぶやいた。





さー3日ぶりにベッドで寝れんで~~!

今日は飲み行こう!

そやねん。実は3日間一滴も酒を飲んでない。

こんなん何年ぶりやろ。

心なしか身体が軽いもん。





近くのほにゃららロックカフェってお店に入って、

一人やしカウンターに座った。

周り見ても一人の人はおらん。


そらそうか。


ローカルビールとハンバーガーを注文した。
















3日ぶりのビールに大満足して2本目を頼んで満喫してたら、

メジャーリーグの試合でサヨナラでゲームセットしたのを見て、

さっきまで隣でいちゃいちゃしてたカップルが喧嘩して

帰って行った。





商店でビールを買って帰ろうかと思ったら、

6本セットでしか買えない。

買おうか悩んだかどうか忘れたけど、

ビール6本とビーフジャーキーをレジに持って行った。

綺麗なおねぇさんがレジしてくれた。

うっかりおつり1ドルをもらい忘れるとこで、

チップでいいよって言えばええのに、すんなり受け取ってしまった自分がダサイと思った。


宿のリビングにビールを持って行って飲み始めた。

やっぱ一人はさみしいな。

俺もやけど、ビールが寂しそうや。
















オーストラリア人のマークがふらっと入って来て










乾杯に付き合ってくれたが、




一杯も飲まずに寝てしまった。









そこに宿のオーナーのさとしさんが入って来た。

昔バックパッカーだったらしく、

一人出来た僕に興味を持ってくれ、色んな話をした。

小さい子供が二人は言ってきた。

3歳のふじみちゃんと6歳のさくらちゃん。

てっきりサトシさんはおじいちゃんかと思ったら

お父さんで、

後から入って来た俺を迎えてくれたヘルパーさんかと思ってた若いベトナム人女性が奥さんやった。

33歳差らしい。


サトシという名前でちょっと変な予感がしてたけど、

期待を裏切ってくれんかった。













サトシさんが寝て、







奥さんと子供4人で戯れ、

いろんな歌歌ってくれた。
























静まり返った部屋。


ビール6本が空こうとしてた。


本を取り出して読み出した。



"百年の孤独”




時計のはりの音が気になったのはいつぶりやろか。



宿の天井には何故か牛が飛んでいる。
















だんだんと時計の音が大きくなって行く気がした。

















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