大邸DAEGU最終日。
この日もいつものようにテイヒョンが友人を紹介してくれた。
韓国の若いみんなは日本にかなり興味を持っていてくれてる。
いつも質問攻めだ。
英語を話せる人、離せない人は片手に辞書。
そして別れ際には、『これ日本に持って帰って!
ここでの思い出忘れないでね。』といろいろなものをくれる。
みんなに日本の名前をあげた。
こんな丁寧に会ってくれて僕はこの一週間かなり気持ちよかった。
最後に彼の好きな女の子を紹介してくれた。
ほんとに可愛い女の子だった。
公園に行き、顔周りだけ僕の好きなように切らせてもらった。
カットの後、あったかいお茶を買ってくれて『手を温めて』って。
ほんとに可愛い女の子だった。
二人がうまくいきますように。
出発の朝、テイヒョンが
『3月から学校が始まる。その時に今の髪型がいいからもっと短くしてほしい。ヒデのカットが大好きだ』
って言うから4日前に切ったばかりの髪を1センチずつ切った。
見送りには力とサムとテイヒョンが来てくれ、
高校卒業して、上京したとき以来、ホームまで見送ってくれた。
上京の時は泣いたなぁと思い出にふけりながら
さー次の目的地 プサン!!
韓国の新幹線KTXに乗り込み、
と見せかけてこっちに乗って久々の電車移動。
そしてプサンで待ってたのはデニス!!!
オーストラリアのブルーム以来の一年半ぶりの再会。
デニスは僕の姿を見るなり『ヒデ~~~』って走ってきて抱きついてきた。お互い27歳。
僕の彼女もこれくらい素直だったらいいのに。と思いながら地下鉄に乗りデニス家へ。
荷物を置いてとりあえずビール。
積もる話をし、
実は明日、大事な面接がある事を知り、
3日前に切ったばかりらしい髪を面接用にさわやかカットをした。
『僕がカットした人で就職活動に失敗した人はいない!』って言いながら。
まぁほんとの話。
次の日の朝、雨の中デニスは胸を張って面接にむかっていった。
ここでほんまは日記終わりやったんやけどもーちょっと。
デニスが出発してデニス家にはデニス母、弟、父、そんで僕。
3人は全く英語も日本語も話せない。
僕は、デニスの部屋でipodで音楽を聴きながら読書と、この日記を書いてた。
母が出発し、弟が出発し、タクシードライバーの父と二人きり。
デニスから僕の父は怖いんだ。と聞かされてた。
緊張の空気が僕の周りに漂う。
お昼を過ぎてもデニスは帰ってこない。
トイレに行きたくなって椅子から立ち上がったその時、
デニス父が『&%#!()&%$#、’&%$#””』と韓国語で話しかけてくる。
僕は『おはようございます。デニスがすぐ帰ってきます。』と日本語でいった。
父は『$&#’&#%”#”&#’#&”%”$』と大きい声で怒り口調で一方的に話してくる。
あぁ怒られてるんかな・・・・お父さん日本人嫌いなのかな・・・質問に答えれないからかな・・・
といろいろ考えながら『カムサハムニダ』と頭を下げてトイレに行った。
それから一時間がたった頃、
父が部屋に入ってきて手招きをする。
あぁ~~また怒られるかぁ・・
と思って立ち上がりついていったら
そこにはテーブルにお昼ご飯が並べられてた。
さっきも怒ってたんじゃなくって『お腹すいたやろ?ほんまデニスはおそいなぁ。なんか食べるか?』
って聞いてくれてたんだ。
ちょっと不器用だけどこんなお父さん大好き。
すごく嬉しくなったのでちょっと日記に足しときました。
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